Mac OS XのNumbersはMicrosoftのExcelのような表計算ソフトです。今回紹介するのは,条件にあったセルの合計を計算するSUMIF関数です。こちらのページにはExcel互換のOpenOfficeでのSUMIF関数の使用例を紹介しています。
関数の文法は次の通り。
=SUMIF(範囲, 条件, 合計範囲)
・範囲
条件が書いてあるセルを指定します。
・条件
計算をする条件を指定します。
・合計範囲
合計をする数字が書いてあるセルを指定します。
たとえば,こんな表があったとします。現金で支払った金額と,カードで支払った金額をそれぞれ合計したい場合などに,SUMIF関数が利用できます。こんな手順で計算を進めていきます。
(1)現金計の金額のセル(C6)を選択します。
(2)「数式」-「数式を作成」を選択します。
(3)すると,右側に「関数」一覧が出てきますので,「SUMIF」を選択します。
(4)セルに条件などの関数のパラメタを設定していきます。
(5)「範囲」に条件を当てはめる範囲を選択。この例では「支払い」の項目になります。
(5)「条件」に条件を設定。この例では「=現金」と直接書いていますが,現金と書いてあるセルを選択してもいいです。条件を直接指定する場合には’=’を先頭に書く必要があります。また,直接入力するときは,文字を””で囲みます。
(6)「合計範囲」に値を合計する数値の範囲を設定。この例では,「金額」の項目になります。
(7)「return」キーを押すと数式の画面が消えて,セルに合計金額が入ります。
同様にカードでの支払いの合計も計算できます。説を選択して,SUMIFの計算式を直接書いてもOKです。今回の例では,”=現金”を”=カード”に変更するだけです。