〜 卓越した品質へ 〜

先日Apache OpenOfficeから開発者が少ないという理由で開発を停止するというニュースが流れてびっくりしてしまいました。しかし,Apache OpenOfficeのブログ(2016/9/20の記事)で,新バージョン(v4.1.3)のリリースが発表されました。ニュースサイトでも報道されています。

その後も,ブログで開発者を募集(2016/9/22の記事)していることから,開発者不足が解消されたわけではなさそうです。開発を継続できる程度の人は集まったということでしょうか。
ちなみに,ブログで募集している開発者の条件は以下の通りです。

・C++の開発スキルがあること
・またはソフトウェアビルドの知識があること
・テクニカルライターの経験
・オープンソースプロジェクトに貢献したいという意思
・技術英語に堪能か

う〜ん。「技術英語に堪能」なら貢献したいのですが。。。技術英語じゃなくて普通の英語も厳しい私なので。ここで尻込みしてしまうところも,いかにも日本人的なのです。

昔のOpenOffice.orgの後継としては,Apache OpenOfficeの他にLibreOfficeがあります。人によってはLibreOfficeを推奨しているようです。私はLibreOfficeを使ったことがないので,どちらを推奨ということは言えません。LibreOfficeについては,頻繁にバージョンアップをされているので,開発者不足という事態にはなっていないようです。

今は,GoogleがGoogleドキュメントを公開しており,クラウド上で資料の作成/共有をするのが流行りなのでしょう。資料作成だけではなく,基本的にWebアプリだけで完結するケースが増えているような気がします。PCにソフトウェアをインストールして利用するOpenOfficeのような形態は,今後も開発者不足が続くのかもしれません。サポートするプラットホームの分だけ開発する必要がありますし。

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