〜 卓越した品質へ 〜

2015年くらいに海賊版XCodeを使うことでマルウェアに感染してしまったアプリがApp Store上に配信されてしまったニュースが流れてましたが,それの続報がGigazineに出ていました。ずいぶん昔の話を蒸し返してきたもんだなぁって思いながら記事を読みました。

海賊版XCodeを利用すると,個人情報を抜き取るマルウェア「XCodeGhost」に感染してしまい,これを利用して開発したアプリは個人情報を外部のサーバに送信していました。
今回の記事では,その被害総数が発表されています。
このXCodeGhostの被害を受けたユーザは,全世界で1億2800万人。アメリカだけで1800まんにんもいたそうです。日本の被害数は記事には出ていませんでした。

海賊版XCodeが出回っていたのが中国ということもあり,この被害も多くが中国で発生したようです。でも,当時はプログラム開発を中国に発注して行うことが割と行われていたと思うので,他の国でも被害が出てもおかしくない状況だったのかもしれません。XCodeは無料なのになぜ海賊版が出回るのか,当時も理解不能だったことを思い出したりしました。

私も含めて,ソフトウェア開発をするときは,開発環境を守る必要があるということを改めて確認するニュースでした。

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