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お茶の通販業者「村田園」のサイトから,利用者のクレジットカード情報が流出する事件が発生しました。流出したカード情報は最大で1959件だそうです。最近は,数百万件の流出が話題になるので,件数は大したことはありません。しかし,根本的に対策しなくてはいけない問題があるのではないかと思いました。

それは,通販業者のWebサイトに利用者のカード情報が保持されてしまっていることです。

例えば,普通のお店でクレジットカード払いをすると,レジの脇にあるカード端末にカードを通してクレジット処理を行います。この時,カード端末は決済サーバと通信をしていて,お店にはクレジットカード情報が残ることはありません。

だから,お店のサーバからクレジットカード情報が流出することはないわけです。(お店が,ポイントカードなどを通じて入手した顧客情報はあるかもしれませんが。。。)

一方,Webサイトでクレジットカード払いを行うと,そのサイトを運営している会社にクレジットカード情報が残ってしまうようです。どんなに小さな業者でも,クレジットカード情報を取り扱わないといけないとすると,セキュリティが甘くなってしまうところも出てくるのは仕方ない気がします。

私は,小さいサイトの場合は,決済会社が手数料を取って代行しているのだと思っていました。それとも,村田園の場合は,代行会社を利用せず,独自に構築していたのでしょうか?その辺は,ニュースに出てきていないので,わかりませんが。

ITMediaのニュース記事はこちらです。

利用者が安心してネット通販を利用することができるように,カード情報流出が簡単に起こらないようなスキームを作ることが,クレジットカード利用を進めるために必要だと思います。

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