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Microsoftが法人向けのWindows Updateプログラムを発表しました。企業などでは,Windows Updateを適用する前に,自社のシステムの動作確認等が必要なので,自動的にWindows Updateが適用されるのを抑制するためのものだと思われます。ITMediaに紹介記事が出ています。

記事によると,端末ごとに更新プログラムの優先順位を指定したり,更新プログラムを適用できる時間帯と適用できない時間帯を指定することができるようになるようです。昼間の勤務時間帯に,Windows Updateが勝手に動作して,しばらく席を外していたら勝手にリブートしていたという状況を解消するための措置みたいです。

この記事の中で,MicrosoftがGoogleのAndroidへの取り組みに対する批判が出ています。AndroidはiOSと比較して,利用されているバージョンが多岐にわたり,セキュリティアップデートについても,OS提供者であるGoogleが責任を持っていないことを批判しているようです。

Microsoft,Google,Appleは,それぞれOSを提供しています。ビジネスモデルが異なるので,同じ尺度での比較はできませんが,Googleはどちらかというと,端末メーカーやユーザにOSのバージョン管理については任せています。それによって,Androidの分断化問題が発生しているわけです。これをMicrosoftは批判したのでしょう。

Windows10が出てきて,Windows Phoneの巻き返しを図っていく中で,ライバルを批判して,話題にしていく作戦なのかもしれませんね。

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