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新型コロナウィルスによる肺炎が流行している中国では,マスクの着用が義務付けられています。このマスク着用で,日常生活に不便なことが多発しているとGigazineのニュースで紹介しています。

マスク着用で不便なこと

中国は,監視社会と言われており,町中の至る所に監視カメラがあって当局から監視されているらしいです。そこでは顔認証が行われているのですが,マスクをすると顔認証が失敗してしまうという弊害が出ているとのことです。
また,当局による監視だけではなく,iPhoneのFaceIDや銀行のオンラインバンキングの認証の顔認証でマスクをしていると認証が成功せずに手間取るという問題もあります。
記事によると,iPhoneの指紋認証を復活させてくれと,Appleにお願いしている人もいるようです。

顔認証の弱点

以前から,顔認証は,マスクをしていたり眼帯をしているなど,顔のパーツを隠すような状態になっていると認証が成功しない。そもそも,認証精度が高くないと言った弱点がありました。今回のコロナウィルス騒動で,その弱点が露呈してしまいました。開発者の人たちは,マスクをしていても認証できるように精度改善をしていくことになると思います。でも,しばらくはマスクを外して認証する必要があります。
私が思っている顔認証の最大の弱点は,自分が意識していないのに認証されてしまうことです。今後は,顔認証をさせたくないという人たちによる,平常時にもマスク着用運動が広がるかもしれませんね。

マスク着用で良いこと

上にも書いた通り,当局による監視が無効になってしまうのは,大変喜ばしいことであると思います。防犯のためのカメラ設置はやむを得ない部分があるかもしれません。しかし,政府による監視目的のカメラ設置は,ヒューマニズム全盛のご時世にはそぐわないと思います。ビックブラザーじゃないんだし。

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