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macOS向けのマルウェアもあります

マルウェアの被害と言えばWindowsの話で,Macユーザはあんまり関係ないね。って言うのが通説でした。しかし,去年あたりからmacOSを狙ったマルウェアが増加していて,被害も拡大しているのだそうです。Macはセキュリティが高いからマルウェアが存在しないのではなく,利用している人がWindowsと比較して少なすぎるからマルウェアを拡散させても,あんまりうまみがないのでマルウェアが作られてこなかっただけです。2019年あたりからMac向けのマルウェアが出てきた理由はよくわかりませんが,Windowsのセキュリティが向上して被害を受けにくくなったことと,Macユーザが無防備で被害を受けやすくなっている事の両方があるのかもしれません。

どんなマルウェアが猛威をふるっているのか

Shlayerと言うマルウェアです。Ginazineに2019年にmacOS向けにセキュリティソフトが検出したマルウェアのランキングが出ています。Shlayerは30%近くのシェアがあったそうです。それだけ感染しやすいマルウェアなのかもしれません。

ところが記事を読むとShlayerはAdobe Flash Playerに偽装する形のトロイの木馬型のウィルスのようです。いろいろな経路でFlash Playerに偽装してくるので,引っかかってしまうユーザが多いのかもしれません。上に書いたように,MacユーザはmacOSはマルウェアには感染しないと言う先入観から無防備になっているのが原因でしょうか。

いずれにしても,macOSもWindowsと同様にマルウェアの防御が必要になってきていると言う事です。気をつけましょう。

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